RACING MGB 








10月8日最終戦は9月よりも大荒れの天気、気温もぐっと下がり一日中サーキットにいるだけで精一杯でした。今回は台数もまずまずでした。うちのチームはレインタイヤを持っていないので前回同様Sタイヤで挑戦、やはり他の車両にはついて行けず4位、耐久では何とか3位入賞でした。午後のフリー走行の2コーナーでスポイラーとリアバランスを破損、タイヤががリムから外れるアクシデントがありました。



ボディーに影響がないようです。



9月10日のレースは朝から雨がやまず終日ウエットでのレース展開になりました。大雨ではなかったものの水はけが悪い路面で水溜りが出来てスピンも多くダメージを負った車両もありました。MGBの成績はスプリントでは71レビン2台と310サニー2台が相手では歯が立ちませんでした。何とか耐久で3位に食い込みました。今回はまずまずの参加台数でクラブマンクラスは今回はじめてのレースカテゴリーです。ノーマルを基本とし、ラップ55から60秒を基準にしたクラスです。今回ヨーロッパS2・MGB GTが参加。このクラスが盛り上がってくることを大いに期待しています。

10月8日の最終戦も参戦予定。



2006年6月4日最速王座決定戦クラッシック・スプリントに参戦しました。
結果久々のエンジントラブルが有りましたが決勝3位入賞でした。
今回OH時に組み込んだクロモリ中空プッシュロッドが破損、
バルブスチックが原因かと思われましたが製品不良だったようです。
よく馴染んだ以前使っていた中古を使用するべきでした。
大きな破片はヘッドの上にいましたので部品を取り替えるだけにしました。



今回はローラーロッカーを使用せず、リフトの大きいレース用のカムを入れたため今回はノーマルロッカーをバランス取りし、ロッカーアームの間のスプリングをアルミパイプのカラーに換えてフリクションを軽減してみました。
右の写真:今回シフトロックを作ってみました、リバースが2速の横にあり2速を多用するこのクルマのシフトミスを防ぐ為に作ってみました。



ロカーアーム・リフターの重量バランスも終了しました。ここまでやるつもりはなかったのですが測ってみると1グラム強のズレが有ったので削りました。おかげで形がばらばらになってしまいました。ロッカーアームは作動範囲の多いバルブ側で軽量になるように削りました。



左はガジョンピン・ピンの内側をテーパー加工してバランスを取っている写真で右が加工前のピンです。ピストンは2番が一番重く4g減量それぞれ部品ごとの重量を合わせた後、セットにしてから再度重量あわせをします。これは量りの精度の問題と加工精度を上げるためです。単品ごと0.5gプラスマイナスで部品点数4点で最大2gの狂いが生じます。

因みにコンロッドはこのMGBのオリジナルのエンジンのものでスモールエンドがフリーフローです。これ以前の18GA型エンジン(車検証記載は18GBになっていますが)3メイン・ベアリングのタイプのコンロッドはボルトで支えるセミフロー、これ以後の18GVはガジョン・ピンを圧入するセミフローになっています。ストリートでの耐久性を考えればセミフローですがレースではフリクションの少ないフリーフローが適していると考えて使っています。

2005年は4戦に参戦しました。
結果はシリーズ・スプリントPRクラス準優勝、高橋佳宏、
シリーズ・クラッシック耐久、準優勝でした。



2005年6月のスプリントではグリット2番手スタートながら久々にオープニングラップを先頭で帰ってきました。
2週目3週目も71レヴィンを従えてトップで走り盛り上がりました。



2005年6月耐久ではセカンドドライバーが乗っている時にS字コーナーで前を行く車両が
突然エンジンブローし前が見えないほど煙を吐きコース上にオイルをばら撒いたシーンもありました。



トノカバー(FRP)完成!型から作ったワンオフです。
以前はアルミで人気がありましたが曲がってしまったので作り直しました。

2005年5月5日の最速王座決定戦開幕戦スプリントPRクラス準優勝、耐久準優勝でした。
非常に調子が悪くセッティング不良で車速が延びずまいりましたが何とか51秒台をベストとしました。
参加台数の少なさに助けられました。非常に寒い1日でした。





2005年のモディファイはデロルト・スプリット・ツイン、フロント4ポットキャリパー、
アンチ・トラップバーをローズ・ジョイントに取り替えます。



ワンオフ制作のコイル・ダンパーです。



こだわりのオリジナル・グリル・バッジ



今年新たに制作したフットレストとニーレスト・タイヤはアドバンMスリック195・60・14



最終戦のエントラントです。G4・バーキン・ジュリア・SR311・GTRが3台



最終戦スプリント高橋佳宏ケンメリ・ハコのGTRに続き3位入賞です。
石岡・高橋兄・高橋弟が乗り耐久は6位でした。



2004年6月6日HSPに4年ぶりにカンバックしました.今年から我MGBはスリックタイヤでレースに挑みます.
スプリントはPRクラス/レース不成立。クラッシック耐久は3位に見事入賞しました。

9月5日第5戦・スプリント・クラス優勝、耐久・クラス3位でした。
今回このクラス・アルファロメオの2台が参加・NクラスにG4が参加し華がありました。



ジネッタG4は排気量1400cc1966年頃のモデルでヨーロッパで活躍していたレースカーです。












 

このMGB RACINGは、1993年にレストアした車輌で1998年SHOPが新琴似にあった時にレースに参加するため製作した。
始めはストリートでも使えるように製作してありましたが、SHOPのデモカーでもあり思い切ってレーシングカーにしてしまいました。
下に行くほど過去に戻っていきます。

  

1998年当時のMGB’67 ガラス類は全て取り去りウィンドースクリーンはワンオフ。アルミトノーカバーもワンオフです。
タイヤは、185・60・14・ダンロップ98J。ストリートからのモディファイは、
リアリーフスプリングにアンチトランプバーを追加・トランスミッションを2・3クロスに組替えました。
レブカウンターは7500からイエロー・8500からレッドに自社で書き換えたものを使用(スミスオリジナルパターンで)。
ヘッドライトも取り外し配線は最小限に引きなおしています。
ロールオーバーバーは、FIA企画のアレンバーというメーカーのものを使用。
燃料タンクは、JAF規定のものをブーツ内のフロアを切り取り極力低い位置にセット。
レースの成績は1998年エンスージャストレーシング主催のレースで第3回サーキットフェスタ・ヨーロピアンスプリント2位
・第4回クラッシックスプリントB優勝・クラッシック耐久3位・’99HSP最速バトル、クラッシックB3位。
その他のレースでは、’99サホロクラッシックカーレース クラッシックBクラス優勝・
’98年オートスクーデリア第3回サーキットツーリングクラス4優勝。
このレースにはJAFのライセンスやコースライセンスなどが必要ではありませんでしたが、この頃、国内Aを取得しました。

   

上左の二点は、’99年HSPクラッシック耐久レース、各クラス混走で残り5分まで3位を走りながらエンジンのバルブコッターが破損し5位。
 右の二点は、スプリントレース、S字で出会ったベーカリーベル佐藤氏サニーとオートスクーデリア新関氏ロメオ、結果は3位。
参考HSPベストラップタイム50秒8・サホロ58秒5。


   

ステアリングはモトリタレザー。’70年代のバッケッとシート。セブリングリアバランスとチンスポイラー。
1995年の秋の写真です。エイトスポークアルミにダンロップCR65を履きました。第10回HCCFでベストオブイングランド賞を頂きました。

   

1994年第7回HCCFに参加したときの写真です。道中雨にあたりながらもトップをおろし参加。
レストア賞を頂きました。展示中のMGの後ろではショップを展開。毎年HCCF参加には、
ツーリングとキャンプを行っています。この年、私のSHOPのエントラントは数多くの賞ををいただきました。
抽選で2名横浜NEW YEAR MEETINGに招待され、私もこれにMGと一緒に招待されました。
漫画家、西風氏にその時お会いしました。氏のMGBや彼の漫画に登場するMGC等もエントリーしていました。

   

やっと出来上がったばかりのMGB。
手前にあるのは、ライレーエルフmkIII、1990年に購入1993年第6回HCCFでは外車セダン優秀賞を頂きました。
1997年まで所有。現在は、当店のお客様・菅原氏が所有。SHOPの周りがまだ砂利道だった頃です。のどかでした。